組織について|会長挨拶

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ごあいさつ

会長写真
山口県公立高等学校
PTA連合会
会長 田中 幸夫

 盛夏の候、皆様には日頃よりPTA活動に多大なるご協力とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 本年度の山口県公立高等学校PTA連合会会長を務めさせていただくことになりました田中幸夫です。この度の会長という大役を仰せつかり、責任の重さを感じております。歴代の会長の様に活発な活動が出来ず、至らない点もあるかと思いますが、皆様と伴に子どもたちの応援団となるよう、一生懸命務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、近年のコロナ禍での活動においては、様々な面で苦慮しつつも先生、保護者の皆様が一体となって、子どもたちの学校環境を支えて下さったことに大変感謝いたします。現在、コロナが5類感染症に位置付けられたとは言え、まだまだ、余波は残っています。活動自粛により、継承できなかったことが多数ありますが、過去の模索だけでなく、新たな開拓と発展の機会でもあります。コロナ禍で置き忘れたものを掘り起こすとともに、未来の新しい世界へと子どもたちを導ける様、ご尽力を賜りたく願っております。是非、この会で得たご縁を生かし、他校との交流や情報交換を更に活発にしていただき、各校の活動を盛り上げていただければと思います。

 また、社会環境も劇的に変化しています。SNSやAIなど、情報化が加速的に進み、産業や社会の仕組みが大きく変わってきています。子どもたちは、これに追従するかの様に、ニーズが多様化してきており、教育環境も変化を求められています。その反面、少子化も国家規模で問題になるほどの深刻さを増しており、年々高校受験者数が減少してきています。 これらを踏まえ、山口県教育委員会では、15年先を見据えた、「第3期県立高校将来構想」が昨年策定されました。

 学校・学科の再編整備を進めることで、グローバル化、少子化に対応した学校教育の充実が図れる一方、学校の統廃合により、地域の活力である学校がなくなり、子どもたちのみならず、保護者を含めた地域の方々の不安が募っていることは否めません。そのような中で、コミュニティスクール、地域連携による優れた教育環境を整え維持するためには、現在、学校に携わっている大人たち、私たちがその不安をとりさり、子どもたちの将来に役立つ環境づくりにつながることをお約束し、これまで以上に知恵を絞り連携していかなければならない状況にあると感じています。

 教育現場は更なる変革の時期に来ている今、すぐに何かできるわけではありませんが、先に挙げたように先生と保護者、学校と地域が協力し、子どもたちの将来を育んでいきましょう。最後に重ねて、この会が、子どもたちの応援団として更に発展する様、皆様のご尽力を今後とも賜りたく、よろしくお願いいたします。

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